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第3回川畑トモアキギターライブ(再々掲載)
前回、前々回好評だったギターライブ開催決定!!
[日時] 5月26日(日曜日) 第一部18:00~ 第二部19:00~
[場所] ら・さぼうる店内
前売り券1500円(ワンドリンク付き) 当日券2000円
お問い合わせは ら・さぼうるスタッフまで
TEL072-289-7896
紅茶の豆知識6
色々な種類のある紅茶ですが、インドのダージリン、セイロンのウバ、中国のキーマンと並び世界の三大紅茶とされています。
ダージリン・ティー (Darjeeling tea) は、インド北東部西ベンガル州北部のダージリン地方で生産される紅茶の総称である。時に「紅茶のシャンパン」とも呼ばれています。
「水色が明るく、紅茶の中でも特に香りを重視される紅茶である。香りを楽しむためストレートティーで飲まれることが多い。ダージリンが強い香りを持つのは、寒暖の差の激しい標高の高い山地で生産されているためである。高級なダージリンにはマスカテルフレーバー(マスカットフレーバー)と呼ばれる特徴的な強い甘い香りがあり、この香りの良し悪しが茶葉の価値を決めているといっても過言ではない。また、比較的強い渋みを持っていることも特徴に挙げられるが、この渋みは決してマイナスではなく、深みのある味を与える好ましいものである。
ダージリン紅茶(特にファーストフラッシュやセカンドフラッシュ)を淹れる際は、短時間でかなり強い渋みや苦味が出る事が多く、茶の抽出は基本的に短めで終わらせるのが良いとされる(必ずしもこの通りではない)。
紅茶は一般に茶葉を完全に酸化発酵させたものであるが、ダージリン地方の春摘み茶(ファーストフラッシュ)には軽発酵で、緑茶に近いものも少なくない。
現在市場に「ダージリン」の名称で出回っている茶葉は実際の生産量(全紅茶の2%程度がダージリンと言われている)よりかなり多く、ダージリンの名前を騙った偽物やほんの少量しかダージリン紅茶が含まれていない劣悪品の類が出回っていると思われる。」
ダージリンは、収穫期により以下の3つに分けられます。
1.ファーストラッシュ
寒さが和らぎ始める、3月から4月ころに摘まれる(春摘み茶) 春一番の新芽で生産量はごく少量となります。
厳しいヒマラヤの冬をくぐりぬけてやっと芽吹いた新芽を丁寧に摘み採った一番摘み茶。
春一番のフレッシュな味わいのダージリンです。
2.セカンドフラッシュ
(夏摘み茶) ファーストフラッシュ収穫後、夏の最盛期にとれる2番摘み茶で5月から6月に摘まれます。
上質なダージリンならではの「マスカットフレーバー」と呼ばれるフルーティーな香りが自慢で、高い人気を誇っています。
この独特のフレーバーを楽しむために、ストレートティーで頂くのが最適。
ミルクティーの場合はミルクの量を控えます
3.オータムナル(秋摘み茶) 3番摘み茶にあたり、熱帯のモンスーンがあけ、乾季へと移りかわる秋の10月から11月に収穫されます。
オータムナルは、厳しい冬を前に シーズン最後に摘み取られる秋のダージリンです。
春のダージリンと比べると香りがやさしく、渋味が無くてやわらかな風味。
茶葉が赤みを帯びているのも特徴です。
そのため「 ロージー ( ばら色の ) ・ オータムナル 」 なんてかわいい名前が付いています。
一口にダージリンと言っても、いろいろな種類があります。
それぞれのダージリンの違いを味わうのも楽しみの一つになるでしょう。
カフェ ら・さぼうる
引用元:
http://ja.wikipedia.org/wiki/ダージリン・ティー
紅茶の豆知識5
同じ茶樹から生まれた葉が、製法の違いによって紅茶にも緑茶にもなることはよく知られていますね。
緑茶は摘んだ生葉を熱処理して、葉の醗酵を止めて作ります。
紅茶はまず生葉を萎凋(しおらせる)して醗酵が進みやすい状態にし、その後、揉捻(もみほぐす)や醗酵の段階を経て出来上がります。
このことから緑茶は「不醗酵茶」、紅茶は「醗酵茶」と呼ばれます。
その中間にウーロン茶等の「半醗酵茶」があり、紅茶と同じように萎凋し醗酵させますが、その醗酵を途中で止めてしまい、その時の醗酵の度合いによって様々な種類が出来上がります。
紅茶の茶葉にもいろいろな種類があります。分類としては大きくは以下の3つでしょうか。
1.ストレート
2.フレーバー
3.ブレンド
ストレートとは、単一銘柄の茶葉だけのもの。三大銘茶と言われるダージリン、ウバ、キーマンなどが有名。
フレーバーとは、その名のとおり、紅茶以外にフレーバーを加えて香り付けしたもの。ベルガモットで柑橘系の香りをつけたアールグレーや、ラベンダーの香りのカルチェラタンなど。
ブレンドとは、複数の茶葉をブレンドしたもので、インドやセイロンの茶葉を組み合わせたイングリッシュ ブレックファーストやセイロンの多種類をブレンドしたオレンジペコーなどが有名です。
代表的な茶葉の特徴を引用しましょう。
[ストレートティー]
ダージリン (Darjeeling)
産 地北インド
水 色オレンジ色
入 れ 方ストレートティー向き
コ メ ン トマスカットフレーバーと呼ばれる独特の香りが特徴、専門店では茶園ごとに売られています。
アッサム (Assam)産 地北インド
水 色澄んだ濃いめの紅色
入 れ 方ミルクティーに最適
コ メ ン トタンニンが多い。くせが少なく芳醇な香り
ニルギリ (Nilgiri)
産 地南インド
水 色濃いめのオレンジ色
入 れ 方ミルクティーやバリエーションティーに最適
コ メ ン トフレッシュですっきりとした香り&しっかりとした味
ウヴァ (Uva)
産 地セイロン島南東部
水 色明るい紅色
入 れ 方ミルクティーに最適
コ メ ン ト芳醇で刺激的な味、香り高い
ディンブラ (Dimbula)
産 地セイロン島中央部
水 色オレンジ色
入 れ 方アイスティーやバリエーションティーに最適
コ メ ン トバラの香りににたやわらかい香り&マイルドな味
ヌワラエリヤ (Nuwara Eliya)
産 地セイロン島中央部
水 色オレンジ色
入 れ 方ストレートティー向き
コ メ ン トさわやかな香り&しっかりとした味
キャンディー (Candy,Kandy)
産 地セイロン島中央部
水 色輝きのある紅色
入 れ 方バリエーションティーやアイスティーに最適
コ メ ン ト渋みが少なく、こくのある味
ルフナ (Ruhuna)
産 地セイロン島南部
水 色深く濃い紅色
入 れ 方ミルクティー向き
コ メ ン ト独特のスモーキーフレーバーを持っている。渋みは少ない
キーマン (Keemun)
産 地中国安徽省
水 色薄目のオレンジ色
入 れ 方ストレートティー・ミルクティー向き
コ メ ン ト蘭のようなスモーキーフレーバー、中国茶のブルゴーニュ酒ともいわれる
ケニア (Kenya)
産 地ケニア
水 色濃い紅色
入 れ 方アイスティー・ミルクティー向き
コ メ ン ト渋みがなく、こくがあり、甘みもある
ジャワ (Java)
産 地ジャワ島
水 色明るいオレンジ色
入 れ 方アイスティー・ミルクティー向き
コ メ ン トマイルドな香味、品質も安定
カンヤム・カンニャム (Knyam)
産 地ネパール
水 色オレンジ色
入 れ 方ストレートティー向き
コ メ ン ト珍しいお茶。ダージリンのように香りが芳醇。(作者のお気に入りのひとつ)
ラミン (Raming)
産 地タイ
水 色濃い茶色
入 れ 方ストレートティー・アイスティー向き
コ メ ン ト大きなリーフが特徴
ジョルジ (Georgie)
産 地ロシア
水 色濃いオレンジ色
入 れ 方ストレートティー向き
コ メ ン ト甘い味が特徴
リゼ (Rize)
産 地トルコ
水 色濃い茶色
入 れ 方チャイ・ストレートティー向き
コ メ ン ト輸出量の非常に少ないお茶
ギャル (Galle)
産 地セイロン島南部
水 色明るいオレンジ色
入 れ 方アイスティー・ストレートティー・ミルクティー向き
コ メ ン ト花のような香り
[フレーバーティー]
アールグレイ (Earl Grey)
産 地中国・セイロンなど
水 色濃いオレンジ色
入 れ 方ストレートティー・アイスティー
コ メ ン トベルガモット(柑橘系)の香り。一番有名なフレバリーティー
ラプサンスーチョン (Lapsang Souchong)
産 地中国福建省
水 色濃いめのオレンジ色
入 れ 方アイスティー・ミルクティー向き
コ メ ン ト松の香りのスモーキーフレーバーを持つ。オリエンタルな香り
モンターニュブルー
産 地中国・セイロン
水 色濃い茶色
入 れ 方ストレートティー・アイスティー
コ メ ン トラベンダーと各種フルーツフレーバーのミックス
バイカル
産 地中国・セイロン
水 色濃いめの茶色
入 れ 方ストレートティー・アイスティー
コ メ ン トベルガモットの香りとオレンジ果汁を加えたフレーバー
アンブレ
産 地中国・セイロン
水 色濃いオレンジ色
入 れ 方アイスティー・ストレートティー
コ メ ン トハチミツとオレンジによるフレーバー
カラメル (Caramel)
産 地中国・セイロン
水 色濃い茶色
入 れ 方ストレートティー・アイスティー・ミルクティー
コ メ ン トカラメルの甘い香りが特徴のフレーバー
フランボワーズ
産 地中国・セイロン
水 色濃いオレンジ色
入 れ 方アイスティー・ストレートティー
コ メ ン ト木苺の甘酸っぱい香り
グランボアシェリ・バニラ
産 地中国・セイロン
水 色濃い茶色
入 れ 方ストレートティー・ミルクティー
コ メ ン ト芳醇なバニラの香り
アップル (Apple)
産 地中国・セイロン
水 色オレンジ色
入 れ 方ストレートティー・アイスティー
コ メ ン ト名前の通りリンゴの香り
カルチェラタン
産 地中国・セイロン
水 色濃いオレンジ色
入 れ 方ストレートティー・アイスティー
コ メ ン トラベンダーの香り
これらの他にもたくさんの種類があります。また、フレバリーティーは基本的にストレートで飲むことをお薦めします。
[ブレンドティー]
イングリッシュブレックファースト
茶 葉インド・セイロン
水 色濃い紅色
入 れ 方ミルクティー向き
コ メ ン トモーニングティー用に作られたブレンド。渋みが特徴
ロイヤルブレンド
茶 葉インド・セイロンなど多種
水 色濃いめの茶色
入 れ 方ミルクティー向き
コ メ ン トブレンドの割合はメーカーによって様々
オレンジペコー
茶 葉セイロン産の多種
水 色明るいオレンジ色が大半
入 れ 方製品ごとによって様々
コ メ ン トグレードのOPと間違われやすいが、こちらはブレンドの名称
クラシックブレンド
茶 葉中国・台湾・インド
水 色濃い紅色
入 れ 方ミルクティー向き
コ メ ン ト渋みと苦みのバランスがよい
アフタヌーンティー
茶 葉インド・アッサム
水 色濃い紅色
入 れ 方ミルクティー・アイスティーなど
コ メ ン トまろやかな味
次回は、茶葉の等級について記載します。
引用元:
http://www.teabible.net/realize/kind.html
コーヒーの豆知識26
近年、健康に気を使う人が増えています。特に日本人は食の安全に関しては敏感です。
少し前なら農薬の問題、新しいところでは遺伝子組み換え食品の問題等、数え上げたらキリがありません。
特に最近では、食品だけでなく嗜好品としてのコーヒーにも安全を求める人が増えてきました。みなさんも耳にされたことがあると思いますが、安全・安心のキーワードとしてよく聞かれる言葉が、「オーガニック」。
そこで、オーガニックコーヒーについて紹介します。
オーガニックコーヒーとは
オーガニックコーヒー豆は、普通のコーヒー豆と、豆自体には変わりはありません。
ただし、その育て方に違いがあるのです。
一般的にオーガニックとは、農薬や化学肥料を使わない農業・農法のことを言います。
つまり、農薬や殺虫剤、化学肥料などを使わずに、 自然(オーガニック)な方法で栽培されたコーヒーをオーガニックコーヒーとよんでいるのです。
オーガニックの認定基準
オーガニックコーヒーであるための認定基準は、過去3年以上の期間、 農薬、殺虫剤、化学肥料などを未使用の土地で採取されたでものあること。 また、コーヒー豆の加工工程においても添加物、加工補助剤等の使用していないことなどの基準が設けられています。
オーガニック認定機関
・OCIA(国際的認証機関)
・USDA(オーガニック認定全米統一基準)
・QAI(アメリカ)
・FVO(アメリカ)
・CCOF(アメリカ)
・SKAL(オランダ)
・CERES(ドイツ)
ら・さぼうるで提供しているオーガニックコーヒーは、一番上のOCIAの認定を受けています。写真は、ちょっと見にくいですがその認定証です。
ブレンドされる豆としては、メキシコとコロンビアが主なものとなっています。
通常とは少し違い丁寧に栽培されるオーガニックコーヒーをぜひご堪能ください。
カフェ ら・さぼうる
引用元:
http://baisenya.info/organiccoffee.html
コーヒーの豆知識25
ブルーマウンテン…言わずと知れた珈琲の王様です、特に日本では。
昭和50年前後のコーヒー黄金時代から、 コーヒーを愛する人達の憧れでした。誰でも、コーヒーの産地の中で一番美味しいものだと信じ、一度は飲んでみたいものだと憧れたのがブルーマウンテンだったのです。
ブルーマウンテンは、ご存知の通り、ジャマイカ産。ちょっとジャマイカを紹介しましょう。
ジャマイカ Jamaica
地域中南米
人口257万6千人
首都キングストン
言語英語
面積1万1千平方km
通貨ジャマイカ・ドル
コーヒー生産量(単位1000袋)37,000袋
備考国土は四国の約6割、1494年コロンブスが発見。
キューバの南にありカリブ海に浮かぶ島国ジャマイカは国土の80%が山地で、
その最高峰が標高2256mのブルーマウンテンで、全体的に亜熱帯海洋性気候です。
その島の東南部のブルーマウンテンの山麓で栽培されているのがブルーマウンテンで、
中部山岳地帯北斜面でハイマンテン、南斜面でプライムが生産されています。
ブルーマウンテンの生産量の90%が日本に輸出されています。
ブルーマウンテンは、フランスにより、カリブ海に浮かぶマルティニック島に持ち込まれたティピカ種が伝わったものです。カリブ海周辺の島々、国々のコーヒーは、すべてこのマルティニック島からのティピカ種が起源です。ですから、この時代のティピカ種を伝える産地では、評価が高いものが多いとのこと。
イギリス領だったジャマイカは、1728年に当時の総督ニコラス・ローズ卿によって、マルティニック島からジャマイカに持ち込まれ、キングストンの丘陵地帯(テンプル・ホール)に植えられたのがジャマイカコーヒーの始まりです。
コーヒー規格
等級は
標高800m~1500mのブルーマウンテン地区で生産されたブルーマウンテン
標高500m~1000mのハイマウンテン地区で生産されたハイマウンテン
標高300m~800mで上記以外で生産されたプライムウオッシュ
に分かれます。
グレードはNO1,NO2,NO3,NO4に分けられています。
1.ブルーマウンテン・エリアの気候
熱帯カリブの豊かな太陽の光と濃い霧や雨がもたらすブルーマウンテンエリアの気候は昼と夜では大きな温度差があります。
この温度差が時間をかけてゆっくりと美味しいコーヒー豆を育んでいるのです。
2.急斜面での栽培
ブルーマウンテンの急峻な斜面にコーヒー農園があります。
急峻な斜面での水はけは、コーヒーの木が育つのにちょうど適しています。
3.手作り・手作業
急斜面での栽培や収穫は、機械化が困難ですべて手作業で行われます。
ティピカ種は味や香りに優れていますが、病害・虫害に弱いため栽培には細心の注意が払われます。
また高品質維持のため、完熟した赤い実だけが一粒ずつ手で摘み取られます。
だから生産量が限られ、希少価値の高いコーヒーとされるのです。
くせのないバランスの取れたブルマンのテイストはまさに日本人好みです。
◇ブルマン樽の話
コーヒーの中でも、樽詰めで輸出されるのはブルマンだけで、ほかのコーヒーは麻袋詰めで輸出されます。
18世紀中頃から後のイギリスの植民地時代に、イギリスから船積みされた小麦粉などの空き樽を再利用し、コーヒーやラム酒などを入れて出荷したのが始まりといわれています。
ブルマン樽は、アメリカの温帯林の木材で、においがありません。
樽詰するメリットは、木が内外の湿気を吸収・放出することによって、大きな変化を与えず、また、輸送時などに発生する急激な温度変化を緩和します。
コストも手間も掛かりますが、樽は最高級コーヒーの品質を保持するための重要な役割を担っているのです。
詳 細
ブルーマウンテンコーヒーは、その希少価値(年間生産量1900t/2006年)からキングオブコーヒーと讃えられています。
美味しいコーヒーの三つの条件、香り、味、コクが完璧なまでにバランスの取れた上品な味わいのブルマンは、手仕事ならではの逸品です。
ブルーマウンテン・エリアはブルーマウンテン山脈の標高800~1,200mにあり、良質のコーヒーの栽培条件である「土壌」、「日中寒暖差」、「雨量」、「栽培高度」が見事に整っているエリアです。
・土壌は、海底の有機質を多く含む火山灰でブルマンの持つ甘味は土壌そのものが持つ甘味です。
・日中寒暖差は、平均6℃、冬場は10℃前後になり昼間は実が膨らみ、夜は引き締まる。これ繰り返す事で引き締まった大粒の豆が生まれます。
・雨量は、年間1500~1800mmとコーヒーの栽培に最適な雨量で、時折山脈全体を深い霧が覆う為樹木やコーヒーチェリーに適度な湿気を与え実を引き締め大粒にします。
・栽培高度は、高地のため低い産地に比べ実付きから完熟までの時間が長く良質なコーヒーが育ちます。
・コーヒーチェリーは高品質を維持する為完熟した赤い実だけを一粒ずつ丁寧に手摘されます。
「NO1の品質検査と規格」
・豆の大きさで一番大きいスクリーン17~19が「NO1」ランクです。
・欠点豆の混入率は、3%未満。
・水分含有量は、10~12.5%が合格。
・国家資格を持つ最低三人の検査官による「炒りあがり」、「香り」、「酸味」、
「コク」、「後味」、「雑実・異味」、の6項目の味覚鑑定に合格。
こうした厳しい検査で「NO1」の称号が得られるのはわずか3割程度にすぎません。
1953年ジャマイカ政府は法律によって、このエリアと他のエリアとの間にはっきり境界線を引くと同時に、ブルーマウンテンの名称は、ブルーマウンテン・エリア以外で生産されたコーヒーに使用してはならないと定めました。
従って、ブルーマウンテン地区に隣接する高地の農園でできた、品質がブルーマウンテンに匹敵するほどのコーヒーでも、ブルーマウンテンコーヒーの名で販売することはできません。
ストレートで飲んでも最もバランスが取れているコーヒーで、希少性も高く『NO1』は最高級品で世界的名品とされています。
引用元:
http://www.eynet.co.jp/02shopping/p2-2-8.htm
そんなブルーマウンテンですが、何度も書いているように、約80%以上が、日本に輸入されているんです。
つまり、ブルーマウンテンは世界的にはメジャーなコーヒーではないのですね。
ではなぜ、世界一のコーヒー神話ができたのか?
初めて日本に入荷されたのは昭和12年ごろ、高額な取引だったため、早く元を取りたい!
量はわずかでしたが、高い値段で売るべく考え付いたのが、
「英国王室御用達」のキャッチフレーズ!
当時ジャマイカは英領だったので、当然英国にコーヒーが渡り、
王様か女王様が好んで飲んでいるのではないかと、勝手な創造をしたそうです。
その後、この宣伝文句は大当たりして、日本では高級で最高品質のコーヒー豆といえば、ブルーマウンテンという神話が出来上がったのです。
実際、バランスが取れていて美味しいのは間違いないので、コーヒーの王様と呼ぶのに何ら抵抗はありません。
ただし、これも偽物にはご用心。聞くところによれば、ジャマイカで生産されるブルーマウンテンの3倍量の「ブルーマウンテン」が日本には流通しているとのことですから。
カフェ ら・さぼうる