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2013 / 05 / 17  

コーヒーの豆知識24

さて、高価なコーヒー豆として紹介した、コピ・ルアクですが、肝心の味はどうなんでしょう?

調べてみると、「マンデリン特有の土の様な香りは薄く、甘く芳ばしい香りが広がります。全体的にスッキリと淡白な印象で、滑らかな口当たりにほんの少しネバリが感じるので「マッタリ」としている。やや深めに焙煎をしたので、後口のほろ苦が適度なアクセントになり、とても爽快な味わいに仕上がりました。」とのこと。
一方で、◯ン◯臭くて飲めたものじゃ無いとの声も聞こえます。

偽物が出回ることも多いといわれるコピ・ルアクですから、本当の味を確かめたい時は信用できる喫茶店やカフェを利用した方が良さそうです。

同様に生産されるフィリピン産の「カピ・アラミド」がさらに高額な理由は、多品種のコーヒー豆が混ざった天然のブレンドコーヒーになっているからだそう。

高額なコーヒー豆を検索するうちに、こんなニュースをみつけました。
「香りの強いコーヒーが好きなら、の旅行先にタイはうってつけの場所かも」
タイの高級ホテルチェーンが、ゾウのふんから集めたコーヒー豆の販売を始めたというのです!

「ブラック・アイボリー(Black Ivory)」と名付けられた新ブレンドは、ゾウが消化して排せつしたコーヒー豆を使用しており、なめらかな口当たりと強い香りが特徴とされている。

 販売元のアナンタラ・ホテルズ(Anantara Hotels)が「自然なプロセスで洗練された」と形容するこのブレンド。値段はなんと1キロ当たり1100ドル(約8万8000円)、カップ2杯分が約50ドル(約4000円)で、世界最高級ブレンドの1つだ。

 アナンタラは、「研究の結果、コーヒーに含まれるたんぱく質がゾウの消化酵素により分解されることが分かっています。たんぱく質はコーヒーの苦味の主な原因の1つとされているので、これが減ることにより苦味がほとんどなくなります」と言っています。

 ゾウの体から排出されたコーヒー豆は、ゾウ使いによってふんの中から回収され、日干しされる。製造場所はアナンタラがタイ北部に持つゾウ保護センターで、ここには30頭のゾウがゾウ使いとその家族と共に暮らしているという。

また、産経新聞によれば、
「 1杯3千円の世界最高級コーヒーがお目見え−。アジア9カ国の味と工芸品を集めた「アジアンフェア」が5月1日、大阪市中央区の高島屋大阪店で始まり、ゾウがつくる希少な「ブラックアイボリーコーヒー」が登場した。年間に販売できる量は約50キロと入手困難で、日本で味わえるのはフェア期間中だけだという。6日まで。…

 1杯3千円だが、1日2回計20人が小カップ(100円)で試飲できる。なめらかな口当たりと強い香りが特徴で、試飲した来店客は「まだ香りが口の中に漂っている」などと世界最高級の味を堪能していた。」とあります。

最高額でしょうけれど、最高級とは限らないかもしれませんが、また、お楽しみが一つ増えたというところでしょうか?

カフェ ら・さぼうる

引用元:
http://www.afpbb.com/article/economy/2909278/9738400