2013/05/11
インスタントコーヒーのお話をしましたが、インスタントコーヒーには真似できないとっておきのコーヒー豆の利用法を紹介します。
コーヒーを淹れたあとの粉の再利用法です。
脱臭剤に利用
■コーヒーのカスを乾燥させて、ふた付きの容器に入れ、ふたに通気穴を開け、冷蔵庫、食品収納ボックス、車などの片隅に置いたりして脱臭剤に利用。
■ 使用後の、水出しアイスコーヒパックを乾燥させ、下駄箱に入れて消臭用に利用。
■灰皿に少し湿らせてコーヒーのかすを入れておけば、いやな臭いも消してくれ、吸い殻の火を消すのにも便利です。
■魚や灯油とかの臭が手についてとれない時はコーヒーのカスを少しつけて洗うと、不思議と臭が消えます。
■掃除機の紙パックにコーヒーのカスを入れて掃除をすると排気の臭いが消える。
■生ゴミを入れる容器の中に、乾燥させたコーヒーかすを洗剤スプーン一杯分くらいを入れるだけで、匂いが気になりません。
■トイレの脱臭剤に。
アンモニア系の脱臭には、活性炭より効果有り。濡れたままのコーヒーかすを不要ストッキングで作った小袋に入れ、トイレの空間の角に置いて下さい。
■魚を焼いた後のグリルの底に。
この場合も濡れたままのコーヒーかすを使用して下さい。使用後洗ったグリルの底に撒いておきますと、次に肉を焼くときに魚の匂いが付きません。
日曜大工に利用
■飲んだ後のコーヒーかすを煮つめて板に塗り込み、その上にラッカーなどの透明な塗料を塗れば素晴しいステキな
色の木工材料になる。
コーヒーの油分を利用した使い方
■古くなった布フィルターには、適当に油分があり、靴磨きに最適。思った以上にピカピカ 。
■カスがこぼれないように布にくるめば、コーヒーの油分を利用した金属磨きに。
■コーヒーのかすをよく干して晒しなどにくるみ、ピンクッションの中身にします。コーヒーの油分で針は錆びず香りも最高。
■ガーゼなどの目の細かい布で包んだコーヒーかすで、金属や靴を磨くだけでワックスのような効果があるそうです。
洗剤の代わりに利用
■グラスや瓶などの、ガラス製の物を洗う際に、コーヒーのカスを少量入れて振り洗いすると汚れが取れます。
■油の着いた食器などもコーヒーのカスをつけてスポンジでこすれば洗剤もいりません
■使用済みのコーヒーの粉をフライパンに落とし、そのまま使用済みペーパーでこすります。程よくコーヒーの油がフライパンにコーティングされるそうです。
肥料に利用
■水とコーヒーのカスを混ぜて、花にまくと、花の栄養にもなるし虫もつかないとの事。
■コーヒーのカスを植木鉢などの土と混ぜると花とか木などの良い肥料になり油カスのような効果が期待でき、栄養補給にも良いみたいとの事。
■庭の雑草駆除に。
コーヒーかすには「植物育成阻害物質」が含まれておりますので、庭の雑草駆除に利用できるそうです。
ただし、発酵させるとこの「植物育成阻害物質」は分解してしまいます。
■植物肥料として。
逆に植物肥料として利用する場合は、阻害物質を分解させるためにコーヒーかすをもみ殻やおがくず等と一緒に発酵させて使用することで優れたたい肥として利用できます。
セルライトマッサージ
■カフェインにはむくんだ足を引き締める作用があり、コーヒーの残りかすを使うと効果的らしいです。セルライトクリームの主成分はカフェインなのだそうです。
材料:コーヒーのかすをコップ1/4、スプーン1杯のオリーブ油。
古いタオルか新聞を用意し、その上に立って、あなたの問題の箇所へ先程作った混合物を当てる。
コーヒーのかすの上から問題の箇所をラップで巻き、数分の間そのままにしておく。
ラップをはがし、ブラシなどでコーヒーのかすを落とし、温水のシャワーを浴びる。
良い効果を出すためには、これを二回繰り返して行うことが良いようです。
場合によっては効果なセルライト除去用のクリームと同等の効果を発揮することもあるみたいです。
その他
■冬場に、凍結防止に塩カリを撒くよりもコーヒーカスを撒くほうが、家の中の床がベトベトしなくて掃除も楽チン。
■洗面器いっぱいの熱湯に、コーヒーのカスを晒しなどに入れて抽出液をつくり、お風呂にて、さめてからその液でマッサージすると、すべすべのお肌になるそうです。
■コーヒーのかすを蟻の巣の周辺にかけておくと、蟻たちは少し場所を変え、地面にふりかけるだけで、カタツムリ、ナメクジなどを撃退することができるそうです。
■猫はコーヒーのにおいが嫌いだそうで、コーヒーかすはそのまま猫よけに使えます。猫はオレンジなどの柑橘類のにおいも大嫌いなので、混ぜて使えば効果絶大です。
■よく乾燥させてリネンの中にカスを入れて針山に。油分がサビ防止になり、針通りも良くなるそうです。
コーヒーの豆だけでなく、かすにもこんな効果があるなんて、驚きですね。
効果のほどは保証できませんが、一度お試しになっては?
カフェ ら・さぼうる