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2013 / 04 / 16  

パンの豆知識2

あなたは、バターですか?マーガリンですか?

勿論パンを食べる時の話です。
一昔前は、マーガリンのほうがバターよりも塗りやすいし体にいいとのイメージがあったのてすが、最近はマーガリンに多く含まれるというトランス脂肪酸が注目され、マーガリンも健康にはあまり良く無いということが言われています。

では、バターとマーガリンはどのように違うのでしよう?

バターは乳脂肪分80.0%以上、マーガリンは油脂含有率80.0%以上と決まっているようです。

歴史
インドの経典には紀元前2000年頃、すでにバターらしきものが作られていたという記録があるとか。
一方、マーガリンは1869年フランスで生まれました。プロシアと戦争していたナポレオン3世がバターの代用品として考案させたとか。

バターの脂肪は牛乳の脂肪分だけですが、マーガリン類は植物性の脂肪からできていて、コーン油、大豆油、パーム油、なたね油、綿実油などが使われます。
植物油由来なので、動物由来のバターよりも健康的とのイメージが広まったのです。

ところが、作り方に問題が…
液体の植物油由来のマーガリンがなぜバターのような固形物として提供されているのでしょうか?
原料の植物性脂肪に水素を添加し、液状のものを固体状に硬化させているからなんです。
この時に出てくるのが、問題の「トランス脂肪酸」。

バターにもトランス脂肪酸が含まれていますが、それは天然に存在するものてす。
マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は天然に存在しないものだと言われます。

マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、ガンや心臓疾患などの現代病や、喘息やアトピー性皮膚炎などとの関係も示唆されていて、多量に摂取すると高齢者の認知症の発症率の増加と相関関係があるとも言われています。

もちろん、バターも摂りすぎろと過剰にコレステロールをとることになってしまうので、動脈硬化の心配な人はほどほどにしておきましょう。原因となったり、体内でも凝固しやすく、血液がいわゆる「ドロドロ」の状態になるともいわれています。

どちらが体にとって優しいかは賛否両論ですが、若干バターのほうが良いということになるのでしょう。

ら・さぼうる では、健康に配慮し、味も良いバターを提供しています。
取り過ぎは禁物ですが、バターをタップリ塗ったアツアツのトーストの味は格別です。
バターが気になる人には、ジャムもありますのでご安心ください。

健康に気をつけつつ、美味しい食事を楽しみましょう。

カフェ ら・さぼうる

主な引用元:
http://tabemono.info/report/former/10_1.html