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2013 / 04 / 11
コーヒーの豆知識11
コーヒーの薬効成分として、カフェインのお話をしました。
コーヒーには、カフェイン以外にも色々な成分が含まれています。
近年とりわけ注目を集めているのが、クロロゲン酸です。カフェインよりもコーヒーに多く含まれ(コーヒー生豆中、カフェイン=0.9~1.2%、クロロゲン酸=5.5~8.0%)、コーヒーを焙煎したときの褐色や苦味、香りのもととなっている成分だそうです。
クロロゲン酸が注目を集めている理由は、がんや糖尿病、動脈硬化などの予防にコーヒーが効果があるという研究成果が相次いで報告され、その効果の中心的な役割を担っているのがクロロゲン酸の抗酸化作用だということがわかってきたからです。
コーヒー党に肝臓がんが少ないのは、この抗酸化作用のためではないかといわれています。
ただし、クロロゲン酸は熱に弱く焙煎時に分解して、キナ酸とコーヒー酸になるそうです。浅煎りの豆の方が多く残るようですが、ら・さぼうるの豆はどちらかというと深煎り。過度の期待は禁物かもしれません。
力フェ ら・さぼうる
引用元:
http://www.melitta.co.jp/enjoy/short.html
http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/health/doctor/health73