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2013/05/16

コーヒーの豆知識23

 

コーヒーの輸出で、2012年上半期はベトナムが1位を伺う勢いと紹介しました。

 

ただしこれは、数量ベースでの話。ベトナムのコーヒーは、価格の安いロブスタ種が主であることもあり、輸出量では世界の約0%を占めるものの、金額ベースでは約2%という情報もあります。

コーヒーの価格ってそんなにも差があるんですね。そこで、高額なコーヒー豆の種類を調べてみました。

 

コーヒー豆の高額ランキングの1位はどの銘柄だと思いますか?

そりゃあ、ブルーマウンテンでしょう!

おおっと、早まらないでください。世の中にはもっと高額な豆が存在するんですね。

 

では、高額コーヒー豆のランキングです。

ここから紹介するコーヒーの値段は全て1ポンド(約453.6グラム)あたりのものです。

 

10位:Coffee Yauco Selecto AA24ドル(約1933円)

プエルトリコのYauco地域の山中で作られているコーヒーは、その素晴らしい味わいで世界中で知られています。この農園で作られるコーヒーはとてもマイルドな風味がするそうです。

 

9位:Starbucks Rwanda Blue Bourbon24ドル(約1933円)

スターバックスの社員が2004年にルワンダのGatareKarengeraにコーヒーの洗浄を行う施設へ見学に行った時、このコーヒー豆を見つけた。それからというもの、現地の農民は主な作物としてRwanda Blue Bourbon種の豆を育てるようになりました。

 

8位:Hawaiian Kona Coffee34ドル(約2741円)

コナ・コーヒーというのはハワイのコナ地区にあるコーヒーの市場の名前です。この豆は、ハワイのビッグ・アイランドの南部および北部の山の斜面で栽培されます。このコーヒーは世界で最も求められて、かつ高価なコーヒーのうちの1つです。

コナ・コーヒーは私も飲んだことがありますし、高価なことでも知られていますよね。

 

7位:Los Planes Coffee40ドル(約3224円)

Los Planes Coffeeはエルサルバドルで最も稼ぎになる作物と言えるでしょう。この豆は2006年のコーヒーコンテストで100点中93.52点を叩き出し、世界第2位となりました。

 

6位:Blue Mountain Coffee49ドル(約3950円)

ジャマイカのブルーマウンテンコーヒーはその名の通り、ブルー・マウンテンズという土地で育てられたコーヒーです。ブルーマウンテンコーヒーのいいところは、口当たりがマイルドで苦みが少ないこと。ここ数十年で、ブルーマウンテンは最も高価で、世界中で珍重されるブランドを確立しました。

 

コーヒーを普段飲まなくても「ブルーマウンテン」という名前を知っている人も多いかと思いますが、それもそのはず、日本人は世界でも特に特にブルーマウンテンが大好きで、生産量の80%が日本へ輸出されています。

 

⇒日本で高額コーヒーの代表銘柄として知られているブルーマウンテンは、なんと6位なんですね。世界中で飲まれているのかと思いきや、ほとんどが日本で消費されているとのこと。知りませんでした。

 

5位:Fazenda Santa Ines50ドル(約4030円)

ブラジルで2006年に行われたコーヒー・コンテストで高得点をマークしました。カナダやオーストラリアの有名なカフェがこぞってこのコーヒーを買い求めたそうです。

 

4位:El Injerto50ドル(約4030円)

2006年のコーヒー・コンテストで第1位を獲得した、世界でも特に愛されているコーヒーです。

 

3位:St. Helena Coffee79ドル(約6368円)

St. Helena Coffeeは、アフリカ沖1200マイル(約1931キロメートル)ほどのところにある島・セントヘレナで育てられます。この島はナポレオン・ボナパルトの流刑地としても有名です。

 

⇒セントヘレナ島は知っていましたが、そこでこんな高価なコーヒーが栽培されているなんて思いもしませんでした。

 

2位:Hacienda La Esmeralda104ドル(約8384円)

このコーヒーは、パナマ西部のバルー山の斜面で栽培されていて、グアバの木の陰で成長します。風味と香りが非常によいため、とても人気があるそうです。

 

いよいよ、1位の登場です。そのコーヒー豆の名は?

じゃ~~ん!

1位:Luwak Coffee160ドル(約12千円)

 

最も高価なコーヒーはKopi Luwak(コピ・ルアック)あるいはCivet coffeeと呼ばれます。ジャコウネコが食べて消化管を通り抜けた豆だけを焙煎したものです。コーヒー豆はコーヒーの実の種にあたる部分で、実の部分を食べたジャコウネコが出したフンの中から豆を採取して作るのだとか。

ふ~~んといった感じでしょうか?(^^

 

このコーヒーは、もともとインドネシアのスマトラ島の西部・Lampungという所が発祥の地ですが、近年はスマトラ島やジャワ島で多く生産されているようです。このコーヒーは有名で、高値でKopi Luwakを出すコーヒーショップやカフェが世界中に存在します。

 

コピ・ルアクはインドネシアの島々(スマトラ島やジャワ島、スラウェシ島)で作られていますが、このほか、フィリピンや南インドでも採取され、フィリピン産のものは、「アラミド・コーヒー」(Alamid coffee、現地の言葉で「カペ・アラミド」Kape Alamid)と呼ばれ、ルアック・コーヒーよりも更に高値で取り引きされているそうです。

上には上がいるもんですね。

 

カフェ ら・さぼうる

 

 

引用元:

http://gigazine.net/news/20101102_expensive_coffee/

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